MATERIAL｜北浦鋼鈑株式会社

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JIS G 3113(1995)自動車構造用熱間圧延鋼板及び鋼帯(抜粋) J I S (1973,77,83,87) 改正 J I S (1970) 制定 (1) 適用範囲 この規格は、主として自動車のフレーム、 車輪などに用いられるプレス加工性をもつ構造用熱間圧延鋼板及び 鋼帯(以下、鋼板及び鋼帯という。)について規定する。 (2) 種類及び記号 鋼板及び鋼帯の種類は、4種類とし、その記号は表1-1又は表1-2による。 (3) 化学成分 鋼板及び鋼帯は、7.1の試験を行い、その溶鋼分析値は、表2-1又は表2-2による。 表1-2 種類の記号 (平成3年1月1日から適用) 種類の記号 適用厚さ mm SI単位 (参考)従来単位 SAPH310 SAPH32 1.6以上14以下 SAPH370 SAPH38 SAPH400 SAPH41 SAPH440 SAPH45 表2-2 化学成分 (平成3年1月1日から適用) 単位% 種類の記号 p S SAPH310 0.040以下 0.040以下 SAPH370 SAPH400 SAPH440 (4) 機械的性質 鋼板及び鋼帯は、7.2の試験を行い、その引張強さ、降伏点、伸び及び 曲げ性は、表3-1又は表3-2による。 なお、曲げ性の場合は、その外側にき裂を生じてはならない。 表3-2 機械的性質 (平成3年1月1日から適用) 種類の記号 引張強さ N/mm2 降伏点 N/mm2 伸び(圧延方向) % 曲げ性 5号試験片 1A号 試験片 曲 げ 角 度 内側半径 試 験 片 厚　さ 6mm 未　満 厚　さ 6mm 以　上 8mm 未　満 厚　さ 8mm 以　上 14mm 以　下 厚　さ 1. 6mm 以　上 2.0mm 未　満 厚　さ 2.0mm 以　上 2.5mm 未　満 厚　さ 2.5mm 以　上 3.15mm 未　満 厚　さ 3.15mm 以　上 4.0mm 未　満 厚　さ 4.0mm 以　上 6.3mm 未　満 厚　さ 6.3mm 以　上 厚　さ 2.0mm 未　満 厚　さ 2.0mm 以　上 SAPH 310 310 以上 (185) 以上 (185) 以上 (175) 以上 33以上 34以上 36以上 38以上 40以上 26以上 180° 密　着 厚さの 1.0倍 3 号 　　　 圧 延 方 向 に 直 角 方 向 SAPH 370 370 以上 225 以上 225 以上 215 以上 32以上 33以上 35以上 35以上 37以上 25以上 180° 厚さの 0.5倍 厚さの 1.0倍 SAPH 400 400 以上 255 以上 235 以上 235 以上 31以上 32以上 34以上 34以上 36以上 24以上 180° 厚さの 1.0倍 厚さの 1.0倍 SAPH 440 440 以上 305 以上 295 以上 275 以上 29以上 30以上 32以上 32以上 34以上 22以上 180° 厚さの 1.0倍 厚さの 1.5倍 備　考 1. 鋼帯の両端の正常でない部分には適用しない。 2. 括弧内の数値は、参考値を示す。 (5) 形状、寸法、質量及びその許容差 鋼板及び鋼帯の形状、寸法、質量及び許容差は、JIS G 3193(熱間圧延鋼板及び 鋼帯の形状、寸法、質量及びその許容差)による。なお、長さ及びカットエッジの 場合の幅の許容差は、特に指定がない限り許容差Aを適用し、厚さの許容差は、表4による。 表4 厚さの許容量 単位mm 厚さ＼幅 1200未満 1200以上 1500未満 1500以上 1800未満 1800以上 2300以下 1.60以上2.00未満 ±0.16 ±0.17 ±0.18 - 2.00以上2.50未満 ±0.17 ±0.19 ±0.21 - 2.50以上3.15未満 ±0.19 ±0.21 ±0.24 - 3.15以上4.00未満 ±0.21 ±0.23 ±0.26 - 4.00以上5.00未満 ±0.24 ±0.26 ±0.28 ±0.29 5.00以上6.00未満 ±0.26 ±0.28 ±0.29 ±0.31 6.00以上8.00未満 ±0.29 ±0.30 ±0.31 ±0.35 8.00以上10.0未満 ±0.32 ±0.33 ±0.34 ±0.40 10.0以上12.5未満 ±0.35 ±0.36 ±0.37 ±0.45 12.5以上14.0以下 ±0.38 ±0.39 ±0.40 ±0.50 備　考 1. 厚さの測定箇所は、JIS G 3193による。 2. 鋼帯の両端の正常でない部分には適用しない。 3. 鋼帯から製造されない鋼板の厚さ許容差は、受渡当事者間で協定することができる。 (6) 外　観 鋼板及び鋼帯の外観は、JIS G 3193の6.による。