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JIS G 3131(1996)熱間圧延軟鋼板及び鋼帯
J I S
(1973,77,83,87,90)
改
正
J I S
(1967)
制定
(1) 適用範囲
この規格は、一般用及び絞り用の熱間圧延軟鋼板及び
鋼帯(以下、鋼板及び鋼帯という。)について規定する。
備 考
1.
この規格の引用規格を、
付表1
に示す。
2.
この規格の対応国際規格を、次に示す。
ISO 3573
:1986 Hot-rolled carbon steel sheet of commercial and drawing qualities
3.
この規格の対応国際規格の翻訳の一部を付属書に示す。
この付属書は、この規格の本体の
1.、2.、3.、4.
及び
7.
の規定に代わり適用することができる。
4.
熱間圧延後、注文者の要求に従って、酸洗又はショットブラスト
によってスケールを除去して出荷することがある。
(2) 種類及び記号
鋼板及び鋼帯の種類は3種類とし、その記号は表1による。
表1 種類の記号
種類の記号
適用厚さmm
備考
SPHC
1.2以上14以下
一般用
SPHD
1.2以上14以下
絞り用
SPHE
1.2以上6以下
深絞り用
参 考
SPHEは、絞り性を高めるための特殊な製造方法、
例えばキルド処理などによって製造する。
(3) 化学成分
鋼板及び鋼帯は、
7.1
の試験を行い、その溶鋼分析値は、
表2
による。
表2 化学成分
単位%
種類の記号
C
Mn
P
S
SPHC
0.15以下
0.60以下
0.050以下
0.050以下
SPHD
0.10以下
0.50以下
0.040以下
0.040以下
SPHE
0.10以下
0.50以下
0.030以下
0.035以下
(4) 機械的性質
鋼板及び鋼帯は、
7.2
の試験を行い、その引張強さ、伸び及び曲げ性は、
表3
による。
なお、曲げ性の場合は、その外側にき裂を生じてはならない。
また、SPHEの絞り性については、受渡当事者間で協定することができる。
表3 機械的性質
種類の記号
引張強さ
N/mm
2
伸び %
引張試験片
曲げ性
厚 さ
1.2mm
以 上
1.6mm
未 満
厚 さ
1.6mm
以 上
2.0mm
未 満
厚 さ
2.0mm
以 上
2.5mm
未 満
厚 さ
2.5mm
以 上
3.2mm
未 満
厚 さ
3.2mm
以 上
4.0mm
未 満
厚 さ
4.0mm
以 上
曲げ角度
内側半径
曲げ試験片
厚 さ
3.2mm
未 満
厚 さ
3.2mm
未 満
SPHC
270
以上
27
以上
29
以上
29
以上
29
以上
31
以上
31
以上
5号
試験片
圧延
方向
180°
密 着
厚さの
0.5倍
3号
試験片
圧延
方向
SPHD
270
以上
30
以上
32
以上
33
以上
35
以上
37
以上
39
以上
-
-
-
SPHE
270
以上
31
以上
33
以上
35
以上
37
以上
39
以上
41
以上
-
-
-
備考
鋼帯の両端の正常でない部分には適用しない。
(5) 形状、寸法、質量及びその許容差
鋼板及び鋼帯の形状、寸法、質量及び許容差は、
JIS G 3193
による。
なお、長さ及びカットエッジの場合の幅の許容差は、
特に指定がない限り許容差Aを適用し、厚さの許容差は、
表4
による。
表4 厚さの許容量
単位mm
厚さ
幅
1200未満
1200以上
1500未満
1500以上
1800未満
1800以上
2300以下
1.60未満
±0.14
±0.15
±0.16(
1
)
-
1.60以上
2.00未満
±0.16
±0.17
±0.18
±0.21(
2
)
2.00以上
2.50未満
±0.17
±0.19
±0.21
±0.25(
2
)
2.50以上
3.15未満
±0.19
±0.21
±0.24
±0.26
3.15以上
4.00未満
±0.21
±0.23
±0.26
±0.27
4.00以上
5.00未満
±0.24
±0.26
±0.28
±0.29
5.00以上
6.00未満
±0.26
±0.28
±0.29
±0.31
6.00以上
8.00未満
±0.29
±0.30
±0.31
±0.35
8.00以上
10.0未満
±0.32
±0.33
±0.34
±0.40
10.0以上
12.5未満
±0.35
±0.36
±0.37
±0.45
12.5以上
14.0以下
±0.38
±0.39
±0.40
±0.50
注
(
1
)
幅1600mm未満について適用する。
(
2
)
幅2000mm未満について適用する。
備 考
1.
厚さの測定個所は、縁から20mm以上内側の任意の点とする。
ただし、幅40mm未満の場合は、その中央を測定する。
2.
鋼帯の両端の正常でない部分には適用しない。
3.
鋼帯から製造されない鋼板の厚さ許容差は、受渡当事者間で協定することができる。
(6) 外 観
鋼板及び鋼帯の外観は、
JIS G 3193
の
6.
(外観)による。